パーマやカラーリングと薄毛

パーマ、カラーリングは薄毛の原因になりうるのか

パーマとは、髪の毛の繊維をつなげているシステインというタンパク質を、パーマ液によっていったん切り、再びつなぎなおすというものです。パーマ液の第一剤に含まれるチオグリコール酸やL-システインという成分などは還元作用を起こす際に、髪の毛を構成しているたんぱく質であるケラチンを壊してしまいます。第二剤で臭素酸ナトリウムや臭素酸カリウムなどによってつなぎなおします。これによって抜けやすかったり、切れやすかったりする弱い髪の毛になってしまうのです。また頭皮を傷めてしまう成分も含まれていることもあるため、発毛の妨げになってしまう可能性があります。

カラーリングとは、カラーリング剤に含まれる化学物質で髪の毛の中にある色素を破壊し、新しく色素を入れなおすことをいいます。
化学物質が頭皮についてしまうと、頭皮の角質を溶かしてしまいます。頭皮の角質が破壊されると、頭皮が荒れて炎症を起こしてしまうことがあり、これが抜け毛につながります。

これらのことから、パーマやカラーリングはいずれも薄毛の原因になってしまいます。
薄毛が気になってパーマやカラーリングをすることは発毛にとっては、逆効果となることを覚えておきましょう。


毛根についてドライヤーと薄毛