発毛のコツ

どうすれば髪は生えてくるの?

脱毛の原因をブロックすることが大切です。この原因とは、脱毛の原因の一つであるジヒドロテストステロン(DHT)の生成抑制です。このDHTが大量の皮脂を分泌したり、毛細血管を縮小させたりと脱毛の原因を作り出します。DHTの生成を抑制できれば、皮脂の分泌を抑えられ、血管縮小を改善し髪に必要な栄養を補給できます。あとは、より良い環境で発毛出来るように、バランスの良い食事や運動など体質改善も必要ですよ。

髪には寿命がある。大切なのは抜けた後!

髪の毛にはヘアサイクルというものがあります。髪の毛には寿命があり、正常な人は髪の毛1 本あたり平均して4,5 年くらいで抜け落ちます。脱毛症の方は、このヘアサイクルが短くなり髪の毛が十分に成長しないまま抜け落ちるため薄く見えるのです。髪の寿命は正常な方にも脱毛症の方にも必ず存在するものです。ですから、髪の毛が抜け落ちたその後、如何にして生える毛根をつくるかということが重要なポイントです。

よく聞く“ヘアサイクル”って何?

毛髪には寿命があり、発毛と脱毛を繰り返しています。これをヘアサイクル(毛周期)と呼び、大きく分けて「成長期」→「退行期」→「休止期」の3 つの段階を経ます。
髪が発毛してから伸びてゆく期間を「成長期」(2~5年)と言います。成長期は、毛乳頭組織の周囲にある毛母が分裂増殖している活動期と、寿命が近づき伸び方が遅くなる移行期に分けられます。

その後、毛母の細胞分裂が低調になり、髪が成長しなくなる「退行期」(2~3週間)を経て、「休止期」(3~4カ月)になります。休止期には、成長が止まった髪は、だんだん上のほうに上がっていき、抜け落ちる準備をします。
休止期だからといって直ぐに抜けるわけではなく3~4ヶ月は、頭皮内に留まり、次第に上部に押し出されて最後に脱落します。このとき毛根の奥では新しい髪をつくる準備が始まり、また成長期が始まります。

髪って何からできてるの?

髪の毛の大部分は、皮膚や爪と同じケラチンというタンパク質でできています。ケラチンは、約18 種類のアミノ酸が結合してできたもので、その割合は、シスチン(16.0%)、グルタミン酸(14.8%)、アルギニン(9.6%)、グリシン(9.5%)、ロイシン(9.1%)、アスパラギン酸(8.0%)、セリン(7.6%)、スレオニン(7.2%)、バリン(4.7%)等で構成されています。

髪の毛は1 日に何本抜けるの?

個人差があるのですが、一般的に1 日で50~100 本程度の抜け毛は正常範囲であると言われています。いつもより抜け毛が多いなぁ~と感じた時は要注意です。

髪の本数は減ったり増えたりするのですか?

毛根の数というのは、生まれてから死ぬまで、通常増えたり減ったりすることはありません。しかし、髪の毛は病気や脱毛症などによって減少することがあります。一般的に髪の毛の本数は、日本人の場合およそ10万本前後であるといわれています。

脱毛には種類あり

脱毛症には大きく分けて4つの種類があります。壮年性脱毛症(男性型脱毛症)、粃糠性脱毛症、脂漏性脱毛症、神経性脱毛症(円形脱毛症)です。このうち壮年性脱毛症が全体の90%以上を占めており、20~60歳の男性の約30%が男性型脱毛症といわれています。一般的に「脱毛」と呼ばれている症状は、毛包が消失するのではなく、頭頂部や前頭部の硬毛がヘアサイクルを繰り返すうちに次第に成長期が短縮され、軟毛化する現象なのです。つまり、頭頂部が脱毛したように薄く見えるのは、毛髪本数の減少より、むしろ太い毛に育ちきれずに肉眼では見えないほどに産毛化しているためなのです。

薄毛タイプ別対策はありますか?

どの部分が薄毛かでのタイプ別対策は難しいですね。しかし、脱毛症別であれば、アドバイスはできます。

神経性脱毛症(円形脱毛症)

栄養バランスやストレスなどが原因で免疫力が低下しているときに起こりやすい脱毛症です。

対策: 食生活を見直したり、生活のリズムを整えて原因のストレスを取り除くことで改善されることがあります。

脂漏性脱毛症

脂性過多で洗髪を怠ることで皮脂が酸化し、過酸化脂質ができて皮膚を刺激し、カブレを起こして脱毛する脱毛症です。

対策: 頭皮を清潔に保つために、洗髪で奇麗に余分な脂分を落とすことや、食生活で揚げ物などの油ものをなるべく控えるなど、生活習慣を改善することが大切です。

男性型脱毛症

遺伝的要素や悪玉ホルモンと呼ばれるDHTの生成作用による阻害に於いて軟毛へと変化しヘアサイクルが短くなる脱毛症です。

対策: DHT の生成を抑制する薬理作用を持つ発毛剤を用いて、毛髪を軟毛から硬毛へと改善させてヘアサイクルを本来の状態に戻すことが大切です。

ストレスは発毛に悪影響を及ぼします。

現代人はストレスを多く受けやすい環境にあります。ストレスを受けると、体のホルモンバランスが崩れさまざまな悪影響を及ぼします。特に、髪の毛はホルモンの影響を強く受けているので要注意です。ストレスを感じた際には、自分なりの方法で解消しましょう。お勧めは、“質の良い睡眠” “ゆっくりと湯船につかる” “リラクゼーションマッサージ”などですね。

頭皮が熱をもつと要注意!

頭皮が熱をもってませんか?赤くなってませんか?このような症状を感じる方は要注意です。熱をもったり赤くなったりする要因は、外部からの刺激やストレスにより血液循環が悪化し、熱の発散がうまくいっていない証拠です。当然、血液循環が悪化すると髪に必要な栄養を送ることが出来ません。このような症状を感じる方は、生活のリズムを整え、質の良い睡眠をとるなどストレス解消の工夫を凝らすことが大切です。

タバコは髪に良くない!アルコールはほどほどに

タバコは体に良くないというのは、みなさんよく知っているとは思いますが、髪には関係ないと思っている方もいるのではないでしょうか。当然、タバコは髪にも悪影響を及ぼします。脱毛症になるきっかけにもなり、脱毛症の促進にもつながります。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、体温をさげてしまいます。そして、体全体の血流が悪くなり、髪にも必要な栄養が届きにくい状態となります。

一方アルコールですが、適当量のアルコールはストレスを解消し、頭皮の血流を良くすることもあります。しかし、飲み過ぎると血液循環が悪くなり、髪の毛にも悪影響を及ぼします。
また、中には、アルコールしか飲まず食事をとらない方がいます。これでは髪の毛に必要な栄養素である、タンパク質や糖分も十分に摂れません。

結論としましては、髪には“タバコは避けた方が良い。” “アルコールはほどほどに”と言えるかと思います。

若いうちから抜け毛予防をした方がいいの?

脱毛の原因は実は遺伝的な要素よりも、生活習慣の乱れにより起こることが現代人では多いのです。若いうちから生活のリズムを整え、栄養バランスのとれた食生活や頭皮のケアを行うことをお勧めします。

髪の毛と性格について~髪が増えると性格が変わる 9 割~

弊社で、ラムダグロー愛用者の方にアンケートリサーチを実施した結果、“髪の毛が増えると性格が変わると思う”と答えた方が94%もいらっしゃいました。そして、“髪の毛が減って生活にどのような変化があったか”という質問には、

  • 髪の話題にならないようにする・・・34%
  • 消極的になった・・・・・・・・・・27%
  • 昔の知人にあわないようにする・・・12%
  • 女性と話す機会を避ける・・・・・・10%etc

との回答を得ました。髪の毛が生活リズム・性格さえも変えてしまうということが言えると思います。

髪に良い生活とは?

髪に良い生活とは、「栄養バランスの摂れた食」「ストレスを溜めない」「適度な運動」です。健康的な生活を心掛け、“体も髪も元気に!健康に!”を心掛けましょう。

発毛、育毛にはちょっとした運動を

発毛と健康にも大きなかかわりがあります。健康管理には適度な運動が一番ですね。それも有酸素運動が髪には良いとされています。心肺機能が強化されて、血行が良くなり新陳代謝も活発になります。血行が良くなると、髪にも栄養が届きやすくなります。若い人が発毛を実感するのが早い理由の1つでもありますね。まずは軽いジョギングやウォーキング、通勤を自転車でする、駅まで歩く、など1 日2、30 分をめどに【ちょっとした運動】から無理なく始めてみましょう。

髪によい食べ物とは?

育毛にはしっかりとした栄養が不可欠です。髪に必要な栄養素とは??それは、タンパク質・ビタミン・ミネラルなどです。

  • タンパク質・・・大豆、乳製品、卵など
  • ミネラル・・・・レバー、いわし、昆布、ワカメなど海藻・小魚類
  • ビタミン・・・・緑黄色野菜など

まずはバランスの良い食生活を送り、髪にも体にも栄養を与えましょう。

ダイエットやトレーニングと一緒毎日のケアが大切

ダイエットやトレーニングでもそうですが、髪の毛も数日だけのケアでは改善はされません。日頃のケアによって差が出ると言っても過言ではありません。そして、当然、発毛するにも時間がかかります。ですから、より効果が出やすくするように、常日頃から頭皮のケアやマッサージを心掛け、発毛剤や育毛剤の下地をつくることが大切です。

シャンプーは1 回の洗髪で1 度でいいの?

2度に分けて洗うことをお勧めします。1 度目は軽く汚れを取るように洗い、すぐ洗い流す。2 度目で頭皮をマッサージする形で、もみ洗いをし頭皮の脂や汚れを取り除きます。その後、必ず良くすすいでください。シャンプーの一番のポイントは【すすぎ】です。シャンプーに含まれる(多くのシャンプーに)石油系界面活性剤が頭皮に残ると髪にダメージを与えます。シャンプーもリンスも良くすすぐことが大切です。

白髪になるのは何故?

髪の色は、メラニン色素という色素細胞によって色づけされます。髪の毛は毛球の中の毛乳頭細胞で作られます。その中に髪の色を作るメラニン色素という色素細胞があります。そのメラニン色素が髪の毛に行き渡ることにより色がつきます。ところが、年齢を重ねるにつれて色素細胞の能力が衰え、毛髪の色素が消失していきます。その結果、メラニン色素も減少し髪の色素が薄くなり、白髪になるというわけです。

夏のケアが大事 エアコンや紫外線にご注意を

夏など紫外線が強い季節は髪・頭皮への影響が大きくなります。また、現代人の必需品「エアコン」も髪への悪影響を及ぼす場合があります。紫外線が多い日は、帽子をかぶるなどの工夫を。そして、エアコンの効いた部屋に長時間滞在するのも止めましょう。特に、夏は汗や皮脂が頭皮にたまり易いので日常のケアが大切です。

育毛剤と発毛剤と養毛剤の違いって何?

簡単に説明しますと、「育毛剤」とは現在ある髪の毛の成長を促す。「養毛剤」とは抜け毛を防止し、髪の毛を保護する。「発毛剤」とは毛母細胞の働きを活発化し、髪の毛が抜け落ちた後、新しい髪の毛が生える手助けをする。「育毛剤」「養毛剤」は、現在の髪への影響・手助け。「発毛剤」は、現在の毛身の毛が抜け落ちた後、新しく生まれてくる髪への影響・手助けをするものと考えられます。

洗髪ブラシは髪にいいのですか?

洗髪ブラシは、頭皮の脂をきれいに落とすことを目的としており、育毛の手助けをするものだと思います。抜け毛予防として効果はありません。手での洗髪で、爪を立てがちな方は使用してみてもいいかもしれませんね。ただ、ブラシが固いものでゴシゴシと強く洗うと頭皮を傷つけることがありますのでご注意ください。

様々な情報があり過ぎてどれか本当か分からない・・・

確かにインターネットが普及してから、いろいろなところで様々な情報が飛び交っています。しかし、脱毛の原因というのはほぼ解明されており、ほとんどの方が遺伝的要素や生活習慣の乱れといったところが脱毛症の原因です。まずは、自分がどの脱毛症に当たるのかを把握し、薬の力のみに頼らず体質改善を図ることが重要です。。

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